コンクリートの圧縮強度は、施工状況や環境状況等により設計時の強度と異なる場合があるため、実際の建物に対して強度を図る必要があります。
現状の強度を把握し、改修方法を選定するための基礎データとなります。
コンクリートコアを用いて圧縮強度を求める事が望ましいのですが、予算等の関係で反発強度により推定する場合には、
コンクリート標準示方書の「JIS A 1155」及び「JSCE-G504-2007」に記載されている注釈文に留意して行う必要があります。
ダイヤモンドコアドリルを用いてφ75mm~φ100mmのコンクリートコア供試体を採取します。
供試体採取後は、無収縮モルタルにて断面の復旧および、タッチアップを行います。
採取した供試体を公的機関へ依頼し、結果をご報告いたします。
バネ式ハンマーでコンクリートの表面を打撃し反発の大きさを測定します。 表示された数値の補正には2種類があり、指定の方法で圧縮強度の推定を行います。
※多数の調査資料を持ち合わせておりますので、お気軽にお問い合わせください。